熊本市少年少女発明クラブの活動は、多くの協賛会員の皆様に支えられています。
2019年度第8回目の活動は、ネイチャー生活倶楽部DAY!
スキンケア商品などの生活用品を生活者視線で開発していらっしゃるネイチャー生活倶楽部さんが子どもたちのためにスポンサーになってくださいました!ありがとうございます!
ネイチャー生活倶楽部さんの動画では、「どうしても必要なものがあるなら自分たちで作ろう」というフレーズが出てきます。これこそ発明クラブの子どもたちが目指しているところです!おおいに共感しています!!
さて、一般社団法人ネイチャーサイエンススクールより菊池先生にお越しいただき、子どもたちは前回に引き続き飾り棚を制作しました。今回は、「仕上げ」と「塗装」です。
子どもたちは、崇城大学の学生のお兄さんお姉さんと一緒にサンドペーパーで表面を滑らかにしていきます。つまり単純作業・・・。大人が一番嫌いなやつ・・・。でも子どもたちは自分の大事な飾り棚を嬉々として磨いています。
そして、今回のクライマックスは「塗装」です。
今回、菊池先生は賭けに出ました。
「ペンキや単なるニス塗りではいけない。日本の伝統を子どもたちに知ってほしい。そうだ、柿渋で塗装しよう!」
ちなみに柿渋とは、Wikipediaによると、「柿渋(かきしぶ)は、渋柿の未熟な果実を粉砕、圧搾して得られた汁液を発酵・熟成させて得られる、赤褐色で半透明の液体。柿タンニンを多量に含み、平安時代より様々な用途に用いられて来た日本固有の材料である。発酵によって生じた酢酸や酪酸等を原因とする悪臭を有するが、20世紀末には新しい製法により精製され、悪臭が完全に取り除かれた無臭柿渋も誕生している。」と紹介されています。
みなさん、お気づきですね。
「悪臭を有する」
菊池先生は、昭和生まれ。平成生まれの子どもたちの気持ちよりも、日本伝統を知ってほしいという思いが強かったんです。さすが、菊池先生。わたしはそんな先生が大好きです。
しかしそんな菊池先生も、活動終了後のアンケートで子どもたち全員が書いた「臭かった」という感想にへこんでいました。(笑)
というわけで、強烈なにおいに耐えながら頑張った子どもたちの飾り棚。木工の楽しさと、職人さんたちのすごさを子どもたちに教えてくれました。
次回は、パソコンの解体と組み立てに挑戦します!先生はHackerdemy(ハッカデミー)の林和文先生です!よろしくお願いします!!
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